バスケットボールB1リーグ新潟アルビレックスBBの小菅学社長(43)が10日、不適切な行為をした男性観客に対して無期限入場禁止処分を下したことを受けて、長岡市内で会見を開いた。

 男性観客は2月26日のホーム大阪戦(アオーレ長岡)で試合後、大阪の木下博之選手(37)を呼びつけ、殴るふりをした。クラブはその行為を問題視し、8日に同処分を発表した。

 小菅社長は会見でこれまでの経緯と今後の安全管理対策を示した。今後ホーム戦では、両リング裏に配置していた職員をコートの四隅にも置き、不適切な行為に注意を払う。ブースター(ファン)の入場禁止処分はBリーグ初の不名誉だっただけに、同社長は「重く受け止めて再発防止に取り組みたい。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。