東地区首位の栃木ブレックスが、アウェーでアルバルク東京を破り、2試合を残して地区優勝を決めた。

 栃木は、司令塔の田臥勇太を左足首捻挫で、ジェフ・ギブスをヒザの捻挫でメンバーから外して試合に臨んだ。それでも、代役のガード、渡辺裕規らの活躍で、第3Qには17点差をつける楽勝ムード。

 第4Q残り2分で、A東京に逆転を許したが、トミー・ブレントンの献身的なリバウンドや、渡辺の4本連続のフリースロー成功などで、粘るA東京を突き放した。トーマス・ウィスマン・ヘッドコーチは「田臥、ギブスの2人を欠きながら勝つことができた。チームとして勝つことで、チームとしてのプライドを感じることができた」と話した。田臥は「東地区で優勝することは大変なこと。それを達成できてうれしいし、チームとしても良かった。プレーオフで優勝したい気持ちが本当に強くなった」と話していた。