2020年東京五輪で初採用されるサーフィンの五輪会場となる千葉県一宮町の釣ケ崎海岸で開催された大会で、女子は日本サーフィン連盟強化指定選手で16歳の川合美乃里が優勝した。

 徳島県出身の川合は世界を転戦するシニアの国際プロツアーでは初勝利。日本人対決となった決勝で13・10点をマークし、12・40の黒川日菜子を退けた。

 川合は「こんな大きな大会で優勝できて本当にうれしい。自信が持てる。(2020年東京五輪がある)3年後はあっという間。もっとレベルを上げてメダルが取れる選手になりたい」と話した。

 プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)の来季参戦権を争う予選シリーズ(QS)の一戦で、五輪会場に決まって以降初の国際大会だった。川合、黒川とも準決勝はオーストラリア選手を破った。