日本大アメリカンフットボール部による悪質な反則問題で、日大が新たな監督やコーチにOBを起用せず、外部から採用する方針であることが15日、関係者の話で分かった。

 日大アメフット部は関東学生連盟から除名処分を受けた内田正人前監督や資格剥奪となった森琢前ヘッドコーチら中心的な役割を担っていた指導者が辞任し、選手は個人で練習する状況が続いている。

 指導者を外部から招いて一新し、今月中に関東学連への提出を目指しているチーム再建案にも盛り込む方針という。

 また、日大アメフット部は7月12日が期限となっている2018年度シーズンの選手登録をする予定という。

 関東学連は登録自体は認める方針だが、再発防止策などをまとめたチーム再建案が提出されて関東学連の検証委員会と理事会から承認されない限り、18年度シーズンの公式試合の出場資格停止処分は解除されない。