<テニス:ウィンブルドン選手権>◇最終日◇6日◇オールイングランド・クラブ◇男子シングルス決勝

 第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は過去2年、決勝で涙をのんだが、三度目の正直でようやくウィンブルドンを制した。全仏とウィンブルドンの同一年2冠は1980年のビョルン・ボルグ(スウェーデン)以来28年ぶり10人目の快挙。ナダルは「この大会を勝てるなんて信じられない。どの選手にとっても特別だからね。第4セットを失ったけれど、とても前向きな気持ちだった。自分に自信を持って戦えた。厳しく、長い1日で、タフな試合だった」と死闘を振り返った。