アイスホッケーのアジア・リーグに来季参入を目指す「東北アイスホッケークラブ」は12日、福島県郡山市で記者会見し、チーム名を「東北フリーブレイズ」にすると発表した。「氷上を自由自在に翔る(かける)などの意味を込めた」という。

 同クラブはスポーツ用品・衣料品販売のゼビオ(郡山市)の子会社が全額出資で設立。同市と青森県八戸市を本拠地とする予定で、練習拠点を八戸市の南部山アイスアリーナに置く。アイスバックスで社長だった荒城啓介氏(34)がゼネラルマネジャー兼監督を務める。

 来春卒業の大学生を中心に12、13人の選手が既に内定しており、12月にトライアウトも実施する。荒城氏は「若いチームをつくり、若い選手を育てたい。(チーム設立で)リンク減少の歯止めになれば」と話した。