女子テニス協会(WTA)のスコット会長は16日、ドバイ選手権に出場しようとしたシャハー・ピアー(イスラエル)の入国をアラブ首長国連邦(UAE)が拒否した問題で、同選手権を来年のツアー日程から外す可能性を示唆した。

 同会長は「スポーツと政治を混同してはならない。どういう処分が適当かWTAとして考える」と述べ、同選手権がツアーから排除される可能性について「ある」と答えた。

 ピアーの入国ビザが発給されなかった理由は明らかにされていないが、湾岸諸国の反イスラエル感情が原因とみられている。