ドーピング違反による北京五輪陸上男子ハンマー投げのメダルはく奪を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したベラルーシのメダリスト2選手が、英国人弁護士を雇ってCASの聴聞会に臨むことが分かった。2位ワジム・デビャトフスキーと3位イワン・チホンは国際オリンピック委員会(IOC)から失格とメダル返上の処分を受け、当初5位だった室伏広治(ミズノ)が3位に繰り上がることが決まっている。選手側は新しい弁護士が反論材料を整理するため、各種手続きの期限延長を申し入れてきた。CASが裁定を下すのは5月上旬になる見込み。