陸上の世界選手権で男子100メートル、200メートルを世界新記録で制するなど金メダル3個に輝いたウサイン・ボルト(ジャマイカ)が24日、将来的に走り幅跳びにも挑戦する意向があることを明らかにした。英BBC放送の電子版が報じた。ボルトには2012年ロンドン五輪に向け400メートルにも本格挑戦する計画も浮上している。

 ボルトは「現役でいる間に走り幅跳びに挑戦してみたい。たぶん、自分はかなりいいと思う」と話した。走り幅跳びで8メートル95の世界記録をもつマイク・パウエル氏(米国)は、ボルトならば9メートルの壁を破れると予想。「彼にはわたしを越える資質が備わっている」と太鼓判を押した。