石川2区で自民党の森喜朗元首相が大接戦で当選したことを受け、森氏が会長を務めるスポーツ団体幹部は30日、一様に安堵(あんど)感を示した。

 日本ラグビー協会の真下昇専務理事は「ひやひやでした。本当に良かった」。7月に2019年のW杯日本開催が決まったばかりで「開催に向けて必要な人だった」と胸をなで下ろした。森氏は16年夏季五輪の東京招致にも尽力しており、日本体協の岡崎助一専務理事は「ほっとしている。落選していたら体協だけでなくスポーツ界に大きな痛手となっていた」と話した。