2011年国体冬季大会の開催地が未定であることを受け、日本体協は2日の理事会で、開催地選びを森喜朗会長と泉正文国体委員長に一任することを決めた。12年冬季大会は岐阜県と愛知県で実施する。

 日本体協は冬季大会の運営で開催地の負担が大きいため、10年の北海道からスキー、スケート、アイスホッケーの3競技それぞれを、実施可能な施設を持つ都道府県のブロックで順次開催する輪番制を始めた。しかし11年以外に13年以降も選定が難航している。泉委員長は「輪番制確立に取り組む中で、年内には少なくとも11年を決定できるように取り組みたい」と説明した。