2016年夏季五輪招致でマドリードが立候補しているスペイン各紙は2日、国際オリンピック委員会(IOC)の評価報告書公表を受け東京とリオデジャネイロが有力と伝えた。

 パイス紙電子版は「東京とリオがリード」との見出しで報道。東京は1964年の五輪開催経験やコンパクトな計画、財政保証などが評価され、リオは国民の高い支持率や財政基盤、南米初開催を訴え優位とした。

 ABC紙電子版は東京が1位で以下リオ、シカゴ、マドリードと順位を付けた。各紙ともマドリードは、スペインのドーピング規制を疑問視した指摘などがマイナスとした。