スポーツ仲裁裁判所(CAS)は4日、血液ドーピングを行ったとして国際スケート連盟(ISU)から2年間の資格停止処分を受けたスピードスケート女子のクラウディア・ペヒシュタイン(ドイツ)に対し、CASが裁定を下すまで代表チームなどで練習を続けることを暫定的に許可した。

 CASは11月のW杯今季開幕までに最終結論を出すとしている。ISUは2月の世界選手権での血液検査の結果からドーピング違反があったと断定したが、ペヒシュタインはこれを不服としてCASに提訴した。