スピードスケート・ショートトラック全日本距離別選手権の開会式が4日、甲府市の小瀬スポーツ公園で行われた。来年のバンクーバー五輪代表第1次選考会となる今大会の開幕を翌日に控え、5大会連続の五輪出場を目指す男子エースの寺尾悟は、2月に左足首を骨折したが「ゆっくり休めたとプラスに考えられたし、滑りももう1度見直すことができた」と、復調をアピールした。また、次期エースと目される藤本貴大は「寺尾さんを倒したい。自信はあると言っておきます。その方が自分の気持ちも乗ってくるので」と、力強く話した。