日本学生陸上連合は4日、東京都内で強化委員会を開き、新型インフルエンザの影響に対応する特例措置として、主催する出雲全日本大学選抜駅伝や全日本大学駅伝などで各チームの登録された補欠選手の人数を上回る感染者が出た場合、本年度に限り、選手変更を認める方針を固めた。

 関係者によると、原則として登録後の選手変更は認めていないが、各チームがレースに出場できなくなる最悪のケースを避けるための措置。日本学生陸上連合幹部は「駅伝の大会ごとに補欠を含めた選手登録数が異なるので慎重に対応したい」と話した。箱根駅伝を主催する関東学生陸上連盟も今後検討する。