新体操の世界選手権(7~13日・三重県伊勢市)の個人に出場する日本代表が5日、会場の三重県営サンアリーナで記者会見し、個人総合決勝進出を狙うエースの日高舞(東女体大)は「気持ちが徐々に高まってきた。このまま調子を上げていきたい」と意気込んだ。

 初出場の18歳、穴久保璃子(イオン)は「精神面が課題だった。それでもこの会場に徐々に慣れて不安がなくなってきた」と落ち着きを見せた。

 個人を担当する秋山エリカ・コーチは日高と大貫友梨亜(東女体大OG)を4種目、穴久保はボール、井上実美(飛行船ク)をボール以外の3種目で起用することを明らかにした。同コーチは「いい状態に仕上がっている。新しい日本の新体操を見せるチャンス」と話した。