日本体操協会は30日の常務理事会で、先の世界選手権のメダリスト3人の報奨金を決め、日本男子史上最年少の個人総合王者となった内村航平(日体大)が100万円、個人総合で銅、種目別段違い平行棒で銀と日本女子で43年ぶりのメダルを獲得した鶴見虹子(朝日生命ク)は80万円で、いずれも規定を上回った。

 同協会の規定では世界選手権の金メダリストに50万円、銀で30万円、銅が20万円。男子平行棒で銅の田中和仁(徳洲会)は規定通り。

 新体操の山崎浩子強化本部長は2012年ロンドン五輪までの続投が決定。同五輪の団体を目指す選手のオーディションを年内に2度実施することになった。