アテネ五輪100キロ超級金メダルの鈴木桂治(29=国士舘大職)が自信をつかんで11月30日、帰国した。前日29日のグランプリ青島で05年9月の世界選手権以来となる優勝を飾った。15日の講道館杯で3回戦敗退するなど不本意な結果が続いていたが、再起のきっかけとなる勝利に「自分がまだやれるという確認ができた」と振り返った。12月11日開幕のグランプリ東京も出場予定で「今回は勝てたけど、次はレベルが違う。でも弱気になる必要はないし、いい流れをつかんでいい結果を出せれば」と前を向いた。