日本航空が19日に会社更生法の適用を申請したことを受け、女子バスケットボールの日本のトップリーグ、Wリーグに所属する同社女子バスケット部の荒順一監督は「会社サイドとしては、何としても部を残していく方向で調整していただいていると聞いている」と淡々と話した。

 日本航空の女子バスケット部は、客室乗務員の選手がいることでも知られる。同社は創業30周年の一環として、1981年から強化を開始。Wリーグでは2位が3度あり、2005年には全日本総合選手権を制した。同監督は「(部がどうなるか)わたしたちは考える暇もない」と、現場に集中する考えを強調した。