<バンクーバー冬季パラリンピック>◇8日目◇19日(日本時間20日)◇ウィスラーほか

 アルペンスキー男子スーパー大回転座位は、滑降で銅メダルの24歳、狩野亮(マルハン)が金メダルに輝いた。アルペン高速系種目で日本男子の金メダルは史上初で、日本勢は今大会2個目の金メダル。

 滑降で銀の森井大輝(富士通)も銅メダルを獲得し、大回転で銅メダルの鈴木猛史(駿河台大)は5位。日本のメダル総数は8個となり、銀以上が確定したアイススレッジホッケーを合わせると、前回トリノ大会の9個に並んだ。

 アイススレッジホッケーで金メダルに挑む日本は米国と対戦する20日の決勝に向け、約1時間の練習で調整した。3位決定戦はノルウェーがカナダに2-1で勝ち、銅メダルを獲得した。

 車いすカーリングは4強が出そろい、20日の準決勝はスウェーデン-カナダ、米国-韓国となった。