2016年夏季五輪招致で敗れた東京都の招致委員会から組織を引き継いだ「国際スポーツ東京委員会」(会長・石原慎太郎知事)が14日、都庁で理事会を開き、ソウル五輪競泳100メートル背泳ぎ覇者の鈴木大地氏やパラリンピック競泳金メダリストの成田真由美さんら5人が理事に就任した。同委は国際スポーツ大会や国際会議に協力する新事業を計画。シドニー五輪女子マラソンを制した高橋尚子さんが「国際スポーツ都市東京応援ランナー」に就任し、ランニングイベントなどに協力する。陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)と一緒に国立競技場の聖火台を磨く催しもある。