バドミントン日本代表は21日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開し、世界選手権(8月19~30日・パリ)に向けて男子シングルスに出場するエースの田児賢一(NTT東日本)、女子ダブルスで北京五輪4位の末綱聡子、前田美順組(ルネサスSKY)らが抱負を述べた。

 田児は「出ればいいわけではなく、勝たないといけないと思っている。一つでも多く勝ちたい」と意気込み、前田は「ベスト4以上に入ってメダルを狙いたい」と目標を掲げた。

 世界選手権の代表から漏れた混合ダブルスの池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)も参加したが、潮田は左足甲のねんざのために別メニュー調整。「しっかりリハビリしてとにかく早く治したい」と話し、8月上旬の台北オープンでの復帰を目指す意向を示した。