橋本聖子参院議員(46)が15日、自民党のスポーツ立国調査会に出席し、カザフスタンで行われた冬季アジア杯の日本選手団の移動で、荷物の超過料金が約4000万円に膨らんだと報告した。

 日本オリンピック委員会によると、以前までは航空会社から超過料金免除の配慮もあったが、厳しい経済情勢下で今回は通常料金を請求されたためという。超過料金は国庫補助金の対象で、選手の個人負担は発生しないが、橋本議員は「一部に競技用具の荷物を減らさざるを得ない選手もいた」と話した。橋本議員は日本選手団の団長を務めた。