日本体協の張富士夫会長は13日、東京都が招致に意欲を示す2020年夏季五輪について「もろ手を挙げて賛成。経済の活性化に結びつくし、東日本大震災の復興にもいい影響を与える」と述べ、再挑戦に賛同する考えを示した。

 トヨタ自動車会長でもある張会長は、停滞している日本経済の起爆剤になると期待し「(海外からの)観光にも結び付くし、五輪が終わった後も経済に好影響を与える」と話した。1964年東京五輪を例に「国民が一つになる目標があるのはいいこと」とも語った。