2020年夏季五輪で実施競技復帰を目指す野球とソフトボールの両国際競技連盟(IF)幹部が23日、米テキサス州ヒューストンで合同会議を開き、男子の野球、女子のソフトボールとして1競技で五輪復帰を図る構想に協力して取り組むことを確認した。

 統合国際連盟の整備などを議論し、国際ソフトボール連盟(ISF)のポーター会長は「両連盟が歩調を合わせ、五輪復帰を目指すことに障壁はない」と強調した。国際野球連盟(IBAF)のフラッカリ会長は「ISFとの認識は一致している。詳細を今後詰めていく」と話した。

 野球とソフトボールは来年のロンドン五輪で実施競技から除外され、16年リオデジャネイロ五輪からも外れた。