関東大学ラグビーの対抗戦は20日に東京・秩父宮ラグビー場で、帝京大-明大の全勝対決を迎える。明大が勝てば13年ぶりの優勝が決まり、帝京大は勝てば、19日に筑波大が日体大に勝っても、唯一自力優勝の可能性を残すことになる。

 帝京大は18日、東京・日野市のグラウンドで調整。岩出雅之監督(53)は、今季の明大について「強くなった。よく走れる」と警戒しつつも、「うちも去年よりチームの精度が上がっている」と手応えを口にした。

 3日には難敵早大に勝った。その後は、明大戦に向けてセットプレーなど反省点を修正。SO森田佳寿主将(4年)は「早稲田に勝って自信にはなった。でも慢心はありません」と話していた。