フェンシング男子フルーレで北京五輪銀メダルの太田雄貴(26=森永製菓)は26日、都内で自らの名前を冠した「太田雄貴杯」を開催した。今回で3回目を迎える小学生大会。試合の解説、各部門の優勝者との対決、トークショーなどホスト役として精力的に動き回った。先月の世界選手権は、肋骨(ろっこつ)骨折の影響で3回戦敗退。来年の五輪でリベンジするため、現在は徹底した走り込みで下半身の強化に努めている。「25日は誕生日でしたが、前夜は体がきつくて日付が変わる前に寝てしまいました。(午後)11時45分までは覚えているんですが…。それほど今はハードに追い込んでいます」というほど。五輪に向け、「今月からもう完全にスイッチが切り替わりました」と意欲は満々。来年1月からスタートするW杯シリーズで、まずはロンドン切符獲得を狙う。