<フィギュアスケート:グランプリシリーズ第6戦・ロシア杯>◇2日目◇26日◇モスクワ

 男子ショートプログラム(SP)2位で16歳の羽生結弦(ゆづる=東北高)が、フリーで自己ベストの158・88点を出し、総合241・66点でGP初優勝を飾った。GPファイナル(12月8日開幕、カナダ・ケベック)初出場も決めた。

 羽生は冒頭の4回転ジャンプに転倒。ステップでも転んだものの、単発予定のジャンプを連続ジャンプに変える機転を利かせて、2位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)をわずか0・03点上回った。3位はジェレミー・アボット(米国)で229・08点だった。