<飛び込み:W杯>◇4日目◇23日◇ロンドン五輪会場水泳センター

 女子板飛び込み予選で渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)は250・55点の32位で準決勝に進めず、五輪出場枠も獲得できなかった。

 27歳の渋沢は後半の演技で大きく崩れ、五輪出場枠すら獲得できなかった。2回目までは無難にまとめて8位につけたが「最初からうまくいっていないと思った」。予感は的中し、残る3回はいずれも失敗して順位が急降下した。

 五輪出場を狙える最後の大会。「力が入っていたのかもしれない」という目は充血していた。25日のシンクロ板飛び込みに向け「気持ちを切り替えて臨みたい」と自分に言い聞かせるように話した。