<W杯スキー:ジャンプ>◇個人第26戦(最終戦)◇スロベニア・プラニツァ◇フライングヒル(HS215メートル、K点185メートル)

 伊東大貴(26=雪印メグミルク)は188メートルと伸びず、198・5点で16位に終わった。強風のため1回目で成績を決めた。

 4勝を含め表彰台に9度上がった伊東は、個人総合とFH種目別で4位。日本勢の総合10位以内は、2003~04年シーズンで8位に入った葛西紀明(土屋ホーム)以来8季ぶり。アンデシュ・バルダル(29=ノルウェー)が初の総合王者に輝いた。最終戦はマルティン・コッホ(オーストリア)が今季3勝目、通算5勝目を挙げた。

 竹内択(24=北野建設)は22位で終え、総合は自己最高の13位となった。最終戦にはW杯個人総合の上位ら31人が出場した。