<ホッケー:ロンドン五輪世界最終予選・日本4-0ベラルーシ>◇9日目◇3日◇1次リーグ◇岐阜県グリーンスタジアム

 世界ランク9位の日本女子が苦しみながらも、順当に決勝進出を決めた。同22位ベラルーシを相手に前半3分、FW藤尾香織(31=ソニーHC)が先制。相手の堅守にてこずりながら、23分にMF駒沢李佳(29=コカ・コーラウエスト)が2点目を押し込むと、後半にはMF山本由佳理主将(30=ソニーHC)と藤尾の得点で4-0と完封勝ちした。

 日本は1次リーグを4勝1分けの勝ち点13で首位通過。勝てば3大会連続五輪出場となる5日の決勝では、勝ち点10のアゼルバイジャンと対戦することになった。1日に4-1で勝った相手。山本主将が「決勝は死に物狂いで戦いたい」と気合を込めれば、安田善治郎監督(65)は「絶対勝てる。それだけの練習をしてきたし、その実力もある」と、3大会連続の五輪出場へ自信満々だった。

 3勝1分けの日本の男子は決勝進出を懸け、4日に3勝1敗の中国と1次リーグ最終戦を戦う。