都内で強化合宿中のロンドン五輪男子柔道日本代表が21日、練習を公開した。13日の代表決定後初の合宿で、篠原信一監督(39)は「まず、金メダルを取るという精神面から。けいこでは、外国人対策が中心になる」と話した。合宿にはブラジルやモンゴルらの代表選手も参加しており「本番まで外国人と対戦する機会もないので、いいけいこができている」と同監督。90キロ級代表の西山将士(26=新日鉄)は「今はイリアディス(ギリシャ)らの研究をしている。ただ、最後は自分の柔道ができるかどうか、足を止めないで攻め続けられるかが大切」と本番に向けて話していた。