ロンドン五輪水泳代表の入江陵介(22=イトマン東進)がメダル獲得を誓った。5月31日、都内で行われたロンドン五輪公式計時を担当するオメガ主催の壮行会に出席。「4年前の北京五輪で取れなかったメダルを必ず取りたい」と引き締まった表情で語った。

 5月26日のジャパンオープン男子200メートル背泳ぎでは前半の100メートルを日本新記録ペースで泳ぎ、1分54秒80で勝利。国内最終レースで結果を出した。入江は「(電光掲示板の)自分の名前の横に1位と表示されるよう頑張りたい」と話した。今後は、6月中旬にイタリアでの大会に出場し五輪本番に挑む。

 壮行会には、バドミントン混合ダブルス代表の池田信太郎(31)潮田玲子(28=ともに日本ユニシス)も参加。バドミントン種目では日本の五輪メダル獲得はこれまでないが、潮田は「何色でもいいので、この種目で初のメダルを狙いたい」と意欲を見せた。なお、壮行会に出席した全選手に「オリンピックタイムズコレクション」がそれぞれ贈呈された。