金メダリストがアニキにKO負け!?

 関西の企業経営者などで構成する「関西・経営と心の会」が31日に大阪市内のホテルで開かれ、元阪神の金本知憲氏(44)とボクシングでロンドン五輪ミドルで級優勝した村田諒太(26=東洋大職)が「関西・こころの特別賞」を受賞した。

 奈良生まれの村田は、初対面の金本氏と隣り合って表彰された。「僕も関西人ですし、誰しもが憧れる選手。聞きたいことは山ほどありますけど、オーラがすごすぎて…。ジャブ打ちながら、少しずつ懐に入っていければ」と圧倒されていた。

 一方の金本氏も「すごいことなんでしょ、体重重い階級で。優しい顔してるけど強いんですよね。ケンカになったら走って逃げんといかん」と村田を持ち上げた。引退後は「ボチボチゆっくりしてる」と、この日は朝5時まで映画観賞していたという。「もう(翌日の練習とか)気にしなくていいのかと。3週間も体動かしてないから、たるんでくるかな。(辞めた)実感が湧くのはキャンプの時でしょう」と話していた。