女子テニスのクルム伊達公子(42=エステティックTBC)は21日、「来年に向け、質を上げて自分のテニスを追求する」などと話し、来季も現役を続ける意向を示した。

 42歳のクルム伊達は、19日付の世界ランキングで日本勢3番目の120位。今季は左脚故障の影響もあり、5月の全仏オープンからシングルスは10大会連続で初戦敗退するなど苦しんだ。現在は復調しており「気持ちは現時点で大丈夫。今年のオフはないつもりでいる」と話した。

 クルム伊達はこの日、愛知県豊田市で開催中のダンロップ・ワールドチャレンジのシングルスに出場。今後はドバイでの大会でシーズンを締めくくり、来年1月の全豪オープンに照準を合わせるという。