<競泳:東京SCジュニア優秀選手招待公認記録会>◇25日◇東京スイミングセンター

 日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(49)が、世界短水路選手権(12月12日~・イスタンブール)の金メダル候補に「高3トリオ」の名前をあげた。「優勝の可能性があるのは男子400メートル個人メドレーと男子200メートル平泳ぎ。山口、瀬戸、萩野ですね」。ロンドン五輪では個人メドレーの萩野公介(18=御幸ケ原SS)が400メートルで銅メダルを獲得すれば、ライバル瀬戸大也(18=JSS毛呂山)はW杯の同種目で6戦全勝。平泳ぎの山口観弘(18=志布志DC)は9月の岐阜国体で200メートルの世界新記録を樹立した。今大会には瀬戸と山口が出場。「五輪組の記録がいまひとつだったけれど、瀬戸は4日間頑張った。山口も昨年よりは速い」と、16年リオデジャネイロ五輪を目指す若手の活躍に満足そうだった。