経済同友会は21日、東京都が招致を目指す2020年五輪をテーマにした講演会を開き、副代表幹事を務めるローソンの新浪剛史社長は「五輪は日本にとって上げ潮になるチャンス」と語り、3兆円ともいわれる経済効果へ期待を寄せた。

 ロンドン五輪のボクシング男子ミドル級で金メダルを獲得した村田諒太(26=東洋大職)やパラリンピックの開会式で旗手を務めた競泳男子の木村敬一らを交えたパネルディスカッションも行われ、財界の要人に五輪招致への協力を呼び掛けた。