「レスリングを五輪競技に復帰させる会」は30日、東京・表参道で署名活動を実施した。ロンドン五輪金メダリストの小原日登美(32)、伊調馨(28)、米満達弘(26)らに加え、同代表の浜口京子(35)と父のアニマル浜口氏(65)も参加。同氏は「レスリングが五輪競技から除外されないよう、永遠に存続しますように、みなさま署名をよろしお願いします」と懇願。通行人に署名をしてもらう度に、決まり文句の「気合だーーー!」のお返しで感謝を表していた。

 レスリングは2月の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で、20年五輪に実施される中核競技から外れ、除外対象になっている。5月のIOC理事会、9月のIOC総会を経て最終決定するため、日本でも存続を求めて署名活動が行われている。この日は約1時間の活動で「約1000人の署名が集まった」(関係者)という。