20年東京五輪招致のカギを握るロンドン五輪フェンシング銀メダリストの太田雄貴(27=森永製菓)とパラリンピック陸上代表の佐藤真海(31=サントリー)が28日、国際オリンピック委員会(IOC)総会の行われるブエノスアイレスに出発した。

 2人は20年夏季五輪招致の最終プレゼンテーション(9月7日)に登壇。アスリートとしての思いを、開催地決定の投票権を持つIOC委員たちに伝える。「人生を懸ける」という太田は「いよいよという気持ちで興奮している。日本の空気になるような、プレゼンをしたい」。佐藤も「万全の準備をして、一言一言に思いを込めたい」と話していた。