2004年アテネ五輪柔道女子78キロ超級金メダリストで日本オリンピック委員会の海外研修員としての2年間の英国留学を終えた塚田真希氏(31)が30日、神奈川県平塚市で開かれた東海大の世界選手権報告会に出席した。

 26日に帰国した塚田氏は日本女子代表の特別コーチに就いており、代表合宿などに同行する。当面は所属先のALSOKで指導する予定で「英国では人生観が変わるほどの経験をした。いろんな見方ができるようになった自分に期待している」と述べた。

 世界選手権男子60キロ級を初制覇した高藤直寿(東海大)も出席し、11月上旬の全日本学生体重別団体優勝大会から実戦復帰する意向を明らかにした。