国際体操連盟(FIG)のブッチャー男子技術委員長は30日、世界選手権で白井健三(神奈川・岸根高)が決めた新技について「床運動は『シライ』になるだろう。跳馬は(申請している)韓国選手も成功した場合は両選手の名前が付くかもしれない」との見解を示した。

 近年では技術委員会による正式承認を経て、大会の2、3カ月後に発表される。同技術委員長は「素晴らしい出来だった。床運動の(後方伸身宙返り)4回ひねりは回転が鋭くて3回ひねりのように見えた。彼はもっとできる」と賛辞を惜しまなかった。