<体操:世界選手権>◇30日◇ベルギー・アントワープ

 日本勢の先陣を切って登場した初代表の亀山耕平(徳洲会)が、1種目のみの出場だったあん馬で好演技を見せた。170センチの体を生かした雄大な旋回で高得点をマークし、雄たけびを上げてガッツポーズ。「日本チームに勢いをつけられるといい」との言葉通りに流れを呼び込んだ。

 仙台大時代の4年前に全日本種目別選手権でチャンピオンに輝いたスペシャリスト。日本が弱点とする種目で、世界レベルの実力を披露した。