<体操:世界選手権>◇30日◇ベルギー・アントワープ

 山室光史(コナミ)が2011年の前回大会3位のつり輪で存在感を示した。高難度の力技を繰り出し、着地もピタリ。決勝進出を期待できる演技に笑みがこぼれた。

 昨夏のロンドン五輪では団体総合決勝で左足甲を骨折する悲運に見舞われた。手術を経て復帰した実力者は「銅メダル以上を狙っていきたい」と完全復活を印象付けるつもりだ。