<ノルディックスキー:W杯距離>◇30日◇フィンランド・クーサモ

 女子5キロクラシカルはエースの石田正子(JR北海道)が、14分15秒9で10位に入ったのが日本勢の最高だった。総合では20位に浮上した。前半からリズムのいい滑りで流れをつかみ後半まで粘り込んだ。「スキー板の滑りも良かったし、タイム的にもまあまあ」と納得の表情を浮かべた。

 小林由貴(岐阜日野自動車)は77位。大森菜保子(秋田ゼロックス)は83位、柏原理子(中日本エンジニアリング名古屋)は88位。ユスチナ・コワルチク(ポーランド)が前日のスプリント・クラシカル(1・4キロ)に続き優勝した。開幕戦は3日間で実施される3レースの合計で最終順位を決める。

 引き続き、男子10キロクラシカルが行われる。