ロンドン五輪競泳女子100メートル背泳ぎ銅メダリスト寺川綾(29=ミズノ)が4日、都内で現役引退を表明した。

 01年、16歳で世界選手権にデビュー。美少女スイマーとして脚光を浴びた。04年アテネ五輪入賞も、08年北京五輪は落選。引退危機だったが、日本代表の平井伯昌ヘッドコーチの元で出直して復活。昨年ロンドン五輪、今年世界選手権の銅メダルにつなげた。去就に関する注目度は高く、この日の会見にはテレビカメラ10台以上があるなど、注目度の高さを物語った。寺川は「長い間、選手をやらせていただきましたが、今シーズンをもちまして、選手生活を卒業させていただこうと思います」と話した。