中部運動記者クラブは10日、今年の中部スポーツ賞の正賞に、レスリング女子の世界選手権48キロ級を初制覇した登坂絵莉(20=至学館大)を選出した。同55キロ級で11連覇した吉田沙保里(31=ALSOK)は特別功労賞を受賞。同競技の五輪競技残留や東京五輪招致への貢献も評価された。

 特別賞は体操女子のワールドカップ(W杯)東京大会で日本女子選手初の個人総合女王となった寺本明日香(18=レジックスポーツ)とバレーボール男子で高校総体など全国大会制覇を続けている星城高(愛知)。

 奨励賞には陸上男子棒高跳びで世界選手権6位入賞を果たした山本聖途(21=中京大)、陸上女子400メートルの日本選手権で優勝した杉浦はる香(18=静岡・浜松市立高)、競泳の日本選手権女子200メートル平泳ぎ3位の今井月(13=本巣SS)を選んだ。