日本障害者スポーツ協会は24日、ソチ冬季パラリンピック(来年3月7~16日)の日本代表15選手(男子12、女子3)を発表し、4大会連続出場となるアルペンスキーの森井大輝選手(富士通セミコンダクター)らが名を連ねた。

 日本勢はアルペンスキーと、ノルディックスキーの距離、バイアスロンに出場。来年1月以降に追加選手が発表される可能性もある。主将を務める森井選手は「金メダル三つはアルペンチームだけで取れると思っている。自分は競技初日の滑降に出るので、勢いをつけたい」と意気込んだ。荒木雅信団長は目標メダル数を、金3を含む10個に設定した。

 最年少はノルディックの18歳、阿部友里香選手(岩手・盛岡南高)で、アルペンに出場する42歳の阿部敏弘選手(日本身体障害者スキー協会)が最年長となった。

 日本代表15選手は次の通り。

 【アルペンスキー】阿部敏弘(日本身体障害者スキー協会)▽狩野亮(マルハン)▽小池岳太(セントラルスポーツ)▽鈴木猛史(駿河台大)▽谷口彰(相模組)▽東海将彦(エイベックス)▽夏目堅司(ジャパンライフ)▽三沢拓(キッセイ薬品)▽森井大輝(富士通セミコンダクター)

 【ノルディックスキー】久保恒造、新田佳浩、太田渉子(以上日立ソリューションズ)▽佐藤圭一(エイベックス)▽阿部友里香(岩手・盛岡南高)▽出来島桃子(新発田市役所)