日本レスリング協会は21日、東京都内で開いた理事会で女子国別対抗戦、ワールドカップ(W杯=3月・東京)の日本代表を決め、55キロで五輪3連覇の吉田沙保里が53キロ級、63キロ級で五輪3連覇の伊調馨(ともにALSOK)は58キロ級と、新設の階級で出ることになった。昨年の世界選手権覇者、登坂絵莉(至学館大)はこれまでと変わらない48キロ級に出場する。

 また、文部科学省が五輪のメダル有望競技の強化責任者を支援するナショナルコーチに栄和人強化委員長が就任する見通しとなった。