日本男子テニスで、超大型新人がデビューする。

 男子国別対抗戦デビスカップ世界グループ準々決勝対チェコ戦(4日開幕・有明コロシアム)の組み合わせ抽選式が行われ、日本はシングルスNO・2に、錦織の代わりに緊急招集され、初代表で世界190位のダニエル太郎(21=IMG)を選んだ。

 ダニエルは、父が米国人、母が日本人で本場のスペイン在住。甘いマスクで190センチの長身からのプレーは、ダイナミックだ。「勝つとか負けるとかではなく楽しみたい」。NO・1は同146位の伊藤竜馬(25)となった。組み合わせは次の通り。◆第1日(4日)

 伊藤-ステパネク(世界47位)、ダニエル-ロソル(世界40位)◆第2日(5日)

 伊藤、内山-ステパネク、ベセリー

 ◆最終日(6日)

 伊藤-ロソル、ダニエル-ステパネク