英国のスポーツ関連会社が世界各国のトップチームに所属する選手の平均年俸の調査結果をこのほど発表した。

 サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスターCが1人当たり約534万ポンド(約9億2000万円)で世界最高額となった。

 マンチェスターCは2008年にアラブ首長国連邦(UAE)の投資グループが買収し、富豪オーナーが大型補強した。

 2位は田中将大投手らが所属する米大リーグのヤンキースで約529万ポンド、3位はドジャースだった。調査は米スポーツ専門テレビ局の協力も得て、7種類の競技で12カ国の15リーグ、計294チームを対象に実施された。

 4位にRマドリード、5位にバルセロナとスペインの名門サッカークラブが続き、6位は米プロバスケットボールNBAのネッツ。7位はBミュンヘン(ドイツ)、香川真司が所属するマンチェスターU(イングランド)は8位だった。10傑にチェルシー(イングランド)を含めてサッカーが6チーム入った。

 リーグ全体ではNBAが平均298万ポンド(約5億円)で最も高く、サッカー界ではプレミアリーグの平均227万ポンドがトップだった。